モノクロとカラー

まずはこの写真、撮って出しです。

(clickするとかなり拡大します)
c0116732_9402672.jpg

Leica M9 & Leica SUMMILUX-M f1.4/50mm ASPH.


色とりどりの花、鮮やかな色と複雑な文様に飾られた民族衣装、そして花を売るおばあちゃんの表情などに視線がいくと思います。


次にこの写真から「色」を取り除いてモノクロにした写真。
少々調整を入れています。

(clickするとかなり拡大します)
c0116732_9411534.jpg



多分この写真を見た方は、まず最初におばあちゃんの「眼」に視線を向けるのではないでしょうか。
色を削ぎ落とすと写真が持つ情報量が減るかわりに違うモチーフが逆にそこから浮かびあがってきたりすることがあります。

カラー写真のない時代の写真家は今の時代の写真家とは違い、カメラそのものの性能(焦点合わせに露出合わせ、連射など)だけでなく色表現に関しても制約を受けていたわけですが、逆に色表現を奪われたことに起因してか被写体へのアプローチの仕方、見方、捉え方が今の時代の写真家とは少し異なっているように思えます。

もちろん今でもモノクロ写真というジャンルはあるわけですが、カラーで撮ることもできる現在とそれが技術的に不可能だった頃とは、その時代背景から産み出される写真は語弊があるかもしれませんが同じモノクロでも「種類」が違うように感じますね。

何が言いたいのかというと、色をもぎ取られた時代の写真が、映画もそうですが大好きだ!ってこと(笑)
ちなみに私の弟は「昔は色がなかったんだと思っていたよ」なんて真顔で言ってたりしてました。

あ~、我が愛すべき弟よ...
じいちゃん、ばあちゃんはモノクロだったか?...
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by pikolino | 2012-05-27 16:56 | カトマンドゥの思い出 with M9


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